レポート

講習会/演奏会

【愛知県】3年ぶりに軽音学ぶフェスを開催。県内より8校/約80名が参加

2022年3月29日(火)名古屋ビジュアルアーツ

【参加校】
愛知県立旭丘高等学校・愛知県立岩倉総合高等学校・愛知県立瀬戸工科高等学校・名古屋市立名古屋商業高等学校・名古屋市立緑高等学校・名古屋市立名東高等学校・愛知産業大学工業高等学校・名古屋経済大学市邨高等学校

春休みも中盤に差しかかった3月下旬。3年ぶりとなる「軽音学ぶフェス」を開催しました。感染症対策を実施の上、今回は8校/約80名が参加。各パートごとの基礎練習から応用編まで、プロの講師から学びました。

まずは「部活動としての軽音楽部」と題した講義を当協会の三谷理事長が行い、軽音楽部員としての心得を伝えました。その後、各教室に移動し、レッスンを開始。ボーカルは発声練習や腹式呼吸のコツの解説からファルセットと地声の使い分けなどを、ギターやベースは普段のウォーミングアップからオリジナル曲におけるギターやベースラインの作り方を解説。ドラムは正しいフォームや練習パッドを使用した基礎トレーニングを、キーボードは音色の作り方やオリジナル曲のアレンジの講義を行いました。

ミキサーやモニター・スピーカーの役割を解説する「音響セミナー」の後は各校の代表バンドによるバンド・クリニックです。講師が今後につながるアドバイスを伝え、参加者も自分のバンドのことに置き換えて、耳を傾けました。

▲講師の先生のアドバイスをもとに自分のギターで挑戦!

▲ベース:メトロノームを使った練習方法とスラップのコツ

▲ドラム:叩くための正しいフォームと練習パッドの活用法

▲音響セミナーではモニター・スピーカーの役割を解説

参加された皆さんから一言

なかなか教えてもらえないようなことまで詳しく教えてもらえて、とても楽しかったです」「講習会に参加して、苦手なところが見つかったので、そこを修正していきたいと思いました」「音作りに関しては、わからないことばかりだったのですが、基礎から丁寧に学ぶことができたので、良かったです」(名古屋市立緑高等学校)

「教わったことを部活動に持ち帰って、取り入れたいと思いました」「アンプの角度を変えるなど、小さなことで大きな変化が出ることを学びました」「細かいところまで丁寧に教えていただき、曲の練習をするだけじゃダメなんだな…というのがわかり、もっと基礎練習から頑張りたいと思いました」(愛知県立岩倉総合高等学校)

「高いトーンの出し方を知ることができて良かったです。教わったことを部内で発表して、取り入れたいと思いました」「いろいろと教えてもらって、基礎部分がとても向上できたのが良かったです」「ベースの弦を弾く強さや左手の運指練習を教えてもらい、自分の演奏を見直すことができました」(愛知産業大学工業高等学校)

「ボーカルの講習に参加したのですが、部活動に活かせることを教えていただけて、すごく勉強になりました」「スケールやコードの構成音など、理論的な部分も知ることができて良かったです」「知っていることの復習だったり、知らないことの勉強になりました。とてもわかりやすかったです」(名古屋経済大学市邨高等学校)

「バンド・クリニックでは、なかなか自分たちでは気がつかないところを講師の先生に指摘していただけたので、とても良かったです」「今まで漠然とやっていた作曲やアレンジのコツを細かく知ることができたので、良かったです。ギターの演奏を客観視してもらいたかったので、ありがたかったです」(名古屋市立名東高等学校)

「なかなか講師の先生に教えてもらえる機会がないのと、他校の同じ学年の人たちの演奏も初めて見たのですが、すごく刺激になったし、課題も見つかったので、学校に戻ってから取り組みたいと思いました」「学ぶことがたくさんあって、特にスラップベースのコツを知れたのが良かったです」(名古屋市立名古屋商業高等学校)

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