令和5年度 第13回 愛知県高等学校軽音楽大会
令和5年8月1日 愛三文化会館 もちのきホール
■主催:愛知県高等学校軽音楽連盟・特定非営利活動法人 全国学校軽音楽部協会
■特別協賛:専門学校名古屋ビジュアルアーツ・名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校
■後援:愛知県・愛知県高等学校文化連盟・愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会
2017年に第1回目が開催された「愛知県高等学校軽音楽大会(当時の名称は愛知県高等学校軽音楽コンテスト)」も、今大会で第13回目を数えることとなりました。今大会は、真夏日が続く令和5年8月1日に、愛知県大府市にある愛三文化会館もちのきホールでの開催となり、エントリー総数27校/56バンドの中から、厳正なる審査の上27バンドが本戦に進みました。
開会式では、主催者を代表して愛知県高等学校軽音楽連盟委員長である愛知県立瀬戸工科高等学校の佐藤大介先生と、当協会の三谷佳之理事長が登壇し、「入賞するしないに関わらず、皆さん大いに実力を発揮してください」「日頃の練習の成果が発揮できるかを念頭に頑張ってください」と出場者にエールを送りました。
定刻通りに大会が開催されると、そのレベルの高さにまず驚かされました。愛知県全体のレベルが上がっていることを感じさせます。また、オリジナル曲を作って披露してくれるバンドが増えているなとも感じました。オリジナル曲は今までこの世になかったものを生み出す作業であり、それをチームでまとめ上げることはとてもクリエイティブなことで、他の部活動にはあまりない軽音楽部ならではの特徴です。しかし、既存曲のコピーも音楽の基礎、知識、プレイを知るためにはとても大事なことです。今大会ではまるで自分たちのオリジナルであるかのように楽曲を研究、理解した演奏も多く、普段の音楽への取り組みが熱心であることがよく表れていました。
全バンドの演奏終了後、閉会式では審査員から「これからも音楽を楽しみ、勉強しながらより良い部活動を続けてください」「今日のような経験を積み重ねて長く音楽を続けてくれたら嬉しいです。横のつながりをどんどん作ってください」「実力は拮抗していました。他校の演奏にいろいろなことを感じたと思います。今日の演奏を明日につなげてください」といった総評が送られました。
その後、結果発表と表彰式が行われ、各賞を受賞したバンドや各個人賞を受賞した生徒に賞状やトロフィー、記念のメダルが授与されました。最後に名古屋市立名東高等学校放送部の皆さんから閉会の言葉があり、第13回愛知県高等学校軽音楽大会は終了しました。
■参加:愛知県立昭和高等学校・愛知産業大学工業高等学校・愛知県立瑞陵高等学校・中部大学春日丘高等学校・名古屋市立名東高等学校・愛知県立半田高等学校・日本福祉大学付属高等学校・修文学院高等学校・名古屋国際中学校・高等学校・愛知県立岩倉総合高等学校・愛知県立豊田北高等学校・東海学園高等学校・聖カピタニオ女子高等学校・安城学園高等学校・愛知県立旭野高等学校・大同大学大同高等学校・愛知県立瀬戸工科高等学校・名古屋経済大学市邨高等学校・愛知県立一宮興道高等学校・東邦高等学校・中京大学附属中京高等学校・愛知県立岡崎商業高等学校・名古屋市立緑高等学校・ルネサンス豊田高等学校・名古屋市立工業高等学校・菊華高等学校・愛知県立旭丘高等学校