2023年4月1日 専門学校東京ビジュアルアーツ
【参加校】目白研心高等学校/東洋高等学校/千代田区立九段中等教育学校/神奈川県立鶴嶺高等学校/柏木学園高等学校/千葉県立佐倉東高等学校/千葉聖心高等学校/埼玉県立熊谷西高等学校/群馬県立高崎工業高等学校
いよいよ新学期が目前と迫る中、首都圏の高校軽音楽部を対象にした「軽音合同演奏会」を専門学校東京ビジュアルアーツ/メディアホールで開催。午前の部と午後の部の二部制で行い、東京都や神奈川県、埼玉県を中心に9校/15バンド/約70名が参加しました。
当協会の合同演奏会は「軽音楽部の練習試合」という位置づけで開催しています。演奏者はもちろん、「他山の石」として、観覧者にも演奏する楽しさや活動する上での刺激を感じてもらうべく、3つの目的を提示。1つ目は、高校の軽音楽系部活動に所属する生徒に発表の場を与え、他校の演奏を観覧する機会を提供すること。2つ目は、演奏後に講師によるアドバイスや講評を受けることで、今後の練習の参考にすること。3つ目は、合同演奏会を通じて参加校の生徒や顧問間の交流を図り、切磋琢磨する機会を提供することです。
開会式を行い、講師の紹介が終わると、1バンド目の演奏からスタート。講師は専門学校東京ビジュアルアーツの木村真己先生とウエノレイ先生、そして、当協会の三谷佳之理事長です。1バンドあたりの持ち時間は20分で、コピー曲やオリジナル曲を演奏しました。
演奏後の講評では「ドラムとベースのリズム隊がしっかりとしているので、安心して聴くことができました。正しい方向で上達していると思います」「とても良い演奏で、やりたいことや表現したいことの方向性がメンバー全員で合致していますね。サビのメロディは、とてもキャッチーで印象に残りますね。バンドのアレンジですが、一本調子にならないように場面ごとにダイナミクス(音量の強弱)をコントロールして表現ができると、さらに良くなると思います」と、アンサンブルを中心に的確なアドバイスを伝えました。
休憩中には参加校同士で話をしたり、好きな音楽やアーティストの話をはじめ、普段の練習や部の様子を情報交換するなど、積極的な交流が見られ、和気あいあいとした雰囲気の中、閉会しました。