レポート

コンテスト主催

【近畿北陸大会】大阪ビジネスフロンティア高校が「NIPPON」でグランプリを受賞

2022年7月31日(日) 舞鶴市総合文化会館(大ホール)

主  催  特定非営利活動法人全国学校軽音楽部協会・公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
共  催  舞鶴市
協  力  舞鶴ミュージックコミッション
特別協賛  大阪音楽大学
後  援  京都府・舞鶴市教育委員会・兵庫県教育委員会・奈良県教育委員会・滋賀県教育委員会
後  援  和歌山県教育委員会・富山県教育委員会・福井県教育委員会

グランプリ   大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校/月給開拓団
準グランプリ  和歌山県立和歌山高等学校/紀伊小倉
第3位     滋賀県立草津東高等学校/Plüme
舞鶴市長賞   滋賀県立草津東高等学校/たまてばこ
奨励賞     兵庫県立兵庫高等学校/調査兵団
奨励賞     奈良育英高等学校/Ms. Swallowtail
奨励賞     京都府立嵯峨野高等学校/kinari
参加:京都府立嵯峨野高等学校・京都府立峰山高等学校・大谷高等学校・大阪府立四條畷高等学校・大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校・大阪府立鶴見商業高等学校・兵庫県立三木高等学校・兵庫県立小野高等学校・兵庫県立西脇高等学校・兵庫県立姫路別所高等学校・兵庫県立兵庫高等学校・奈良育英高等学校・和歌山県立和歌山高等学校・滋賀県立草津東高等学校・滋賀県立大津高等学校・福井県立若狭高等学校・高岡第一高等学校

2019年に舞鶴市(京都府)との共催でスタートした「高等学校軽音楽コンテスト近畿北陸大会」。4年目の開催となる今夏も京都府をはじめ、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県、福井県、富山県の8府県から予選を通過した20バンドが出場しました。新型コロナウイルス感染症への警戒が叫ばれる中、定期的な換気や飛沫防止対策等を万全に実施。見学の部員や保護者、舞鶴市民の方々など、たくさんの観客の前で日頃の練習の成果を存分に発揮しました。

開会に先立ち、主催者を代表して当協会の三谷理事長が登壇。「音楽は本来、優劣を付けるものではありませんが、部活動としてコミュニケーション、チームワーク、クリエイティビティーを学び、大会を目指して頑張ってきたことは社会に出た時に、きっと皆さんの役に立つことでしょう」と、大会の趣旨や意義を述べました。

続いて、前回に引き続き、舞鶴市の多々見良三市長からも歓迎の挨拶があり、「この度は近畿北陸地方の各府県から、ようこそ舞鶴にお越しくださいました。舞鶴では、平成30年に市内の関係団体が『舞鶴ミュージックコミッション』を立ち上げ、音楽を通じた街の賑わいの創出や、新たな地域文化の創造といった、音楽を大切にした街づくりをしています。本日は日頃の練習の成果を遺憾なく発揮され、本大会が実りあるものになることを期待しています。頑張ってください」と、大会の発展と出場者の健闘を祈りました。

近畿北陸大会をはじめ、中部大会や関東大会など、こういったブロック大会は普段交流がない学校の演奏を聴いたり、都府県の特色の違いを感じることができます。出場した生徒たちは他校の演奏や審査員からのアドバイスに真剣に耳を傾けていました。演奏後の講評では「メンバー全員が1つになろうとしているのが感じられた」「もっと4分音符のビートをみんなで共有できていたら、さらに良かった」「一体感のある演奏だった」「後半のキメが合っていなかったのが、少し残念だったので、最後まで気を抜かないように…」といったアンサンブルに対する評価やアドバイスが多く聞かれました。また、今夏の大会ではオリジナル曲でのエントリーが増えたことも印象的でした。審査員からは歌詞やパートごとのアレンジに関するアドバイスもありましたが、やはりポイントになったのは「全体を考えた音色作りや世界観の共有」についてでした。

全バンドの演奏終了後、審査協議の時間を挟んで、表彰式へと移行。各賞を受賞したバンドや個人に表彰状や記念のトロフィー、メダルなどが授与され、今夏の大会は無事に終了しました。

準グランプリ 和歌山県立和歌山高等学校 第3位 滋賀県立草津東高等学校

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