レポート

講習会/演奏会

【東京都】軽音学ぶセミナーを開催。東京や神奈川を中心に16校/約220名が参加

2022年6月4日(土)日本工学院専門学校

【参加校】東京都立小川高等学校・東京都立上水高等学校・東京都立白鴎高等学校・東京都立文京高等学校・東京都立武蔵高等学校・上野学園高等学校・東海大学付属高輪台高等学校・東京実業高等学校・新渡戸文化高等学校・神奈川県立鶴嶺高等学校・千葉英和高等学校・茂原北陵高等学校・埼玉県立草加南高等学校・浦和麗明高等学校・霞ヶ浦高等学校・山梨県立甲府第一高等学校

【協力】日本工学院専門学校

中間試験が終わり、軽音楽部の活動も軌道に乗り始めた6月上旬。東京では久々の開催となる技術講習会「軽音学ぶセミナー」を東京都/大田区にある日本工学院専門学校で開催しました。感染症対策の一環として、参加校を「午前」と「午後」に分ける形で実施。合計で16校/215名の軽音楽部員が参加しました。

定刻となり、開会式で講習会の趣旨を説明し、講師陣の紹介が終わると、パートごとに教室へ移動し、レッスンを開始。講義は40分ずつを2コマ行いました。ボーカルは発声練習や肺の仕組みをホワイトボードに描きながら「腹式呼吸」のコツを解説。ギターやベースは基礎的な運指練習や自宅でできるウォーミングアップのコツを紹介。ドラムは叩く際の正しいフォームや基礎トレーニングを、キーボードは音色の作り方やオリジナル曲のアレンジの講義を行いました。

後半は、代表バンドによるアンサンブルのクリニックを実施。講師がアンサンブルを中心に講評を伝え、見学の生徒も自分のバンドのことに置き換えて話を聞きました。

▲ボーカル:自宅でできる発声練習と歌唱時の姿勢について解説。腰に手を当てて、腹筋を使っての呼吸を確認しました

▲ギター:ウォーミングアップに最適な運指練習に挑戦!

▲ベース:正しいベースの構え方と指弾きをする際のコツ

▲ドラム:シングルとダブルのストロークの叩き分けを実践

▲キーボード:コードとボイシングの成り立ちを丁寧に解説

参加された皆さんから一言

「1年生が参加したのですが、基本的なことから教えてくださったので、とても成長することができました。教わったことをこれからの練習に生かして、上手になりたいです」「基礎がないと技術力は積み重ねられないですし、自宅でもできる練習方法も教えてもらったので、すごく勉強になりました」(神奈川県立鶴嶺高等学校)

「主観的な視点では気づけない点や直した方が良い癖を指摘してもらえたのが、すごく良かったです。これからに生かしていきたいと思います」「初心者がつまずいてしまいそうなことの紹介から教えてもらえたので、参考になりました。バンドクリニックも客観的な感想を聞けたので、とても良かったです」(東京都立文京高等学校)

「私は今年から軽音楽部に入部したのですが、すごくわかりやすく教えていただけたので、勉強になることばかりでした。講義の後半にベースのスラップを教われたのも良かったです」「隣の席に上手な子がいたのですが、自分との差を感じてしまい、すごく感化されました。参加して本当に良かったです」(東京都立白鴎高等学校)

「講師の先生から様々なことを教えてもらえたので、今まで以上に音楽や楽器が好きになりました。基礎練習が一番大切と話していたのが特に印象に残りました」「僕はドラムパートの講習会に参加しました。70や80くらいのゆっくりとしたテンポでの基礎トレーニングが、とても参考になりました」(埼玉県立草加南高等学校)

「私たちの高校は初心者ばかりなのですが、講義がとてもわかりやすく、緊張を解してくれるような雰囲気もあり、とても良かったです」「バンドクリニックではバンド内でのコミュニケーションやパフォーマンス面など、様々な視点からのアドバイスがあり、自分に置き換えて話を聞くことができました」(東京都立武蔵高等学校)

「なかなか講師の先生に楽器の演奏やバンドのアンサンブルについて教わる機会がないのですが、今日はいろいろなアドバイスをもらうことができたので、貴重な機会になりました」「僕は今まで独学でやってきた部分が多かったのですが、基本的なことから学ぶことができたので、参加して良かったです」(東京都立上水高等学校)

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