2022年5月5日(木)滋賀県立草津東高等学校
【参加校】滋賀県立石山高等学校・近江高等学校・滋賀県立大津高等学校・滋賀県立草津東高等学校・比叡山高等学校・滋賀県立東大津高等学校
【協 力】滋賀県高等学校軽音楽部会/大阪音楽大学
連休真っ只中の5月5日。滋賀県では初めてとなる「軽音学ぶセミナー」を滋賀県立草津東高等学校で開催しました。感染症対策を実施の上、滋賀県内より6校/約200名の軽音楽部員が参加。新入部員対象の「第1部」と上級生対象の「第2部」という風に参加者を分ける形で行いました。
定刻となり、開会式で講習会の趣旨を説明し、講師陣の紹介が終わると、パートごとに教室へ移動し、レッスンを開始。講義は40分ずつを2コマ行いました。ボーカルは発声練習や腹式呼吸のコツの解説からゴスペルを用いた歌唱法のレッスンを、ギターやベースはアンプへのつなぎ方や基礎的な運指練習から自宅でもできるウォーミングアップのコツを紹介。ドラムは叩く際の正しいフォームや基礎トレーニングを、キーボードは音色の作り方やオリジナル曲のアレンジの講義を行いました。
第2部の後半には代表バンドによるアンサンブルのクリニックを実施。講師がアンサンブルを中心に講評を伝え、見学の生徒も自分のバンドのことに置き換えて話を聞きました。
▲クリニックではアンサンブルにまつわるアドバイスを行い、見学の生徒も自分のバンドのことに置き換えて聴講しました
参加された皆さんから一言
「僕はボーカルの講義を受けたのですが、歌う際の呼吸法や姿勢などの技術的なことから音楽を楽しむことまで、幅広く教えてくださったので、楽しかったです」「ドラムの講義では基礎的な部分から1人ずつ実際に叩いてアドバイスをいただくなど、普段の部活動ではできない貴重な経験をさせてもらえました」(比叡山高等学校)
「講師の先生に自分の演奏を見てもらい、アドバイスをいただくような機会がなかったので、今日は的確な指摘や改善点を教わることができて、とても貴重な時間になりました」「初めて学ぶことが多々あり、こんな方法があるんだ!という発見もあったなど、より一層、基礎練習を頑張ろうと思いました」(滋賀県立大津高等学校)
「他校の演奏を聴いて、バンドとしてのまとまりも、個人の技術的にも、私たちはまだまだだな…と感じたので、教わったことを部活動で共有したいと思いました」「初めて講習会に参加させていただき、『他校の生徒はこんな質問をするんだ…』というのを強く感じたので、もっと頑張ろうと思いました」(滋賀県立石山高等学校)
「講義の前は緊張していたのですが、先生がとても優しく、内容もすんなりと頭に入ったので、今日は来て良かったです」「初心者にわかりやすいように丁寧に教えていただけました。クリニックで演奏したバンドへのアドバイスも自分たちのバンドに生かせることばかりだったので、参考になりました」(滋賀県立東大津高等学校)
「今日は緊張していたのですが、その緊張がフワッとほぐれるくらいに楽しい時間でした。新しく学んだことも多々あり、とても勉強になりました」「基礎的な部分から見直すことができ、自分自身の再確認にもなりました。今回のセミナーで教わったことをこれからの目標にしていきたいと思いました」(滋賀県立草津東高等学校)
「講師の先生に教えてもらうのは初めての体験だったのですが、基礎的なことにも新しい学びがあったり、人前に出て挑戦する大切さも教えてもらいました」「ドラムのフィルインについて質問したのですが、回答+αのことや全員に共通して言えることもお話ししてくださり、とても勉強になった1日でした」(近江高等学校)