8月31日に開催した「第1回 近畿北陸高等学校軽音楽コンテスト」では、大会の共催である舞鶴市より、多々見良三市長にご登壇いただき、大会に出場する高校生や来場者に向けて、歓迎の挨拶と舞鶴市の歴史や文化、観光名所などについてのお話をいただきました。
以下、当日のスピーチを掲載します。
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皆さん、こんにちは。今回の軽音楽コンテストの開催にあたりまして、舞鶴市長として、皆さんに心から歓迎を申し上げます。本日は近畿・北陸の各地から舞鶴にお越しいただき、誠にありがとうございます。
第1回目となります、近畿北陸高等学校軽音楽コンテストの開催にあたりましては、特定非営利活動法人 全国学校軽音楽部協会の三谷理事長をはじめ、多くの皆様のご支援を得て、開催することができましたことに対しまして、心から感謝を申し上げます。
舞鶴市としましては音楽を通じて、地域の賑わいを作ろう。また、音楽に関する新しい試みをすることによって、市をも元気にする…。そんなことをしていきたいと考えている中で、昨年に「ミュージックコミッション」が立ち上がりました。近畿北陸地方から集われた高校生の皆さんが日頃の練習の成果を十分に発揮できるように…ということで、今日はミュージックコミッションの皆さんにも様々な形でお手伝いをしていただいているところであります。
さて、舞鶴に関する話題ですが、ここは歴史や文化がたくさんあるところです。舞鶴は東と西に区分されるのですが、この東地区にはユネスコの世界記憶遺産(世界の記憶)に登録された資料を保存している「舞鶴引揚記念館」という施設があるほか、この舞鶴市総合文化会館の近くには日本遺産に認定された「赤れんが倉庫群」があり、加えて、この東舞鶴の地域は「日本の20世紀遺産20選」にも選ばれています。
景色に関しては、舞鶴の中心に五老岳という山があります。この五老岳から舞鶴湾を見下ろす景色は「近畿で最も綺麗だ」ということで、「近畿百景 第1位」に選ばれました。また、西舞鶴は300年も続いた城下町ということで、今もその風情が街の至るところに残っています。もしお時間がありましたら、そういったところにも足を運んでいただければ幸いです。
それでは、今日は皆さんがしっかりとパフォーマンスをすることができ、このコンテストが成功裏に終わることを心から祈念しまして、開催地を代表し、歓迎の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。