2022年5月3日(火)大谷高等学校
【参加校】大谷高等学校・京都光華高等学校・京都府立嵯峨野高等学校・京都府立城陽高等学校・京都府立清明高等学校・京都府立田辺高等学校・同志社女子高等学校・京都府立洛東高等学校
【協力】京都府高等学校軽音楽連盟・ビジュアルアーツ専門学校
新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、2018年以降、開催の見送りが続いていた技術講習会「軽音学ぶセミナー」ですが、万全の対策を実施し、実に4年ぶりに京都で開催することができました。今回は府内より8校/約240名が参加。コロナ禍で満足にできなかった楽器の基礎知識や演奏スキル向上のコツを講師による指導のもとで学びました。
開会式が済むと、早速、パートごとに各教室へ移動。講義では、ボーカルは発声練習や自宅でできるボイス・トレーニングを、ギターやベースは楽器の構え方から始まり、チューニングのコツや運指練習、ベースは指弾きとピック弾きの使い分けについて学びました。ドラムはメトロノームを用いたスティック・コントロールに挑戦。キーボードは各部の役割の紹介から音作りの基本までを教わりました。
後半は各校の代表バンドによるアンサンブルのクリニックです。演奏後に各パートの講師が講評を伝え、今後につながるアドバイスを伝授。他校の生徒たちも自分のことに置き換えて、耳を傾けました。
▲クリニックでは代表バンドが演奏を披露し、講師がアンサンブルを中心にアドバイス。見学の生徒も耳を傾けました
参加された皆さんから一言
「今日のような講習会は初めてだったのですが、どれも新鮮で楽しく参加することができました。他校や講師の先生方の演奏を聴いて、演奏技術や音色作りなど、参考になることばかりでした」「パートごとの講義では基礎からいろいろと学ぶことができ、教わったことを地道に続けていこうと思いました」(京都府立城陽高等学校)
「初めて教わることも、既に知っていることも今日は深く学ぶことができて、どれもタメになることばかりだったので、参加して良かったです」「他校の演奏に刺激を受け、講師の先生のアドバイスを自分のことに置き換えて聞いていたので、とても勉強になりました。早速、学校で実践しようと思います」(京都府立洛東高等学校)
「とても良い経験になりました。講師の先生に質問したところ、優しく教えてくださったのと、質問したこと+αのアドバイスもいただけたので、嬉しかったです」「普段、見落としがちな基礎の部分をしっかりと教えてくださったので、とても良かったです。来れなかった部員にも共有したいと思います」(京都府立田辺高等学校)
「普段の部活動では学べないようなことや貴重なお話が聞けて、とても勉強になりました」「私は高校3年生で、コロナ禍で今日のような技術講習会に参加するのは初めてだったのですが、今日は大会の緊張した雰囲気ではなく、リラックスした空気が流れていたので、楽しく講義を聞くことができました」(同志社女子高等学校)
「私はベースの講座を受けたのですが、小指の使い方を教わりました。教えていただいたことを練習して、次の大会に向けて頑張りたいです」「今日は基礎的な部分を一から見直すことができて良かったです。ドラムの先生が『歌うようにドラムを叩く』という表現をされていたのが、とても印象に残りました」(京都光華高等学校)
「講師の先生方から基礎技術をしっかりと教えてもらうことができたので、良かったです。いろいろな高校が集まって参加する場を作っていただき、とても良い刺激になりました」「講義の後に先生に質問をしに行ったのですが、悩んでいることに対するアドバイスをいただけたので、嬉しかったです」(京都府立嵯峨野高等学校)