2023年11月23日(木) 会場:兵庫県立武庫荘総合高等学校
【参加校】兵庫県立尼崎高等学校/兵庫県立武庫荘総合高等学校/兵庫県立舞子高等学校/兵庫県立東播磨高等学校/兵庫県立尼崎工業高等学校/兵庫県立須磨友が丘高等学校/兵庫県立鳴尾高等学校/兵庫県立神戸商業高等学校/神戸野田高等学校
1年ぶりに兵庫県での開催を迎えた、技術講習会「軽音学ぶセミナー」。県内の軽音楽系部活動より9校/約70が参加しました。
![]() |
![]() |
まずは「部活動としての軽音楽部」に関する座学からスタート。当協会の三谷理事長が登壇し、軽音楽部の特長や部活動であることの利点、活動する上での目標設定や心構えなどについてお話ししました。具体的には、軽音楽部での活動を通して「コミュニケーション」「チームワーク」「クリエイティビティ」「エンターテイメント」の素養を育むことができる点を挙げ、オリジナル曲を創作したり、既存曲をコピーする際も自らアレンジや編成を考えるなど、特に「クリエイティブ力」を高めることができるのが、他の部活動とは一線を画する点であることを述べました。参加した生徒からは「部活動を見直すキッカケになった」「今まで何となく取り組んでいたけれど、軽音楽部のことがもっと楽しく、より好きになった」といった感想がありました。
![]() |
![]() |
昼食休憩を挟んで、午後はパートごとのレッスンです。ボーカルは発声練習や自宅でできるボイス・トレーニングを、ギターやベースは楽器の構え方から始まり、チューニングのコツや運指練習、ベースは指弾きとピック弾きの使い分けを学びました。ドラムはセッティングの基本から正しい姿勢やキックの踏み方、キーボードは音楽ジャンルにマッチしたサウンドメイクや各種設定のコツなど、具体的な講習となり、参加した部員は自分の楽器で実践したり、メモを取るなど、真剣な眼差しで聴講しました。
![]() |
![]() |
最後は「サウンドチェックのコツ」と「バンド練習の仕方」に関する講義です。1年生の代表バンドにモデルバンドとなってもらい、ケーブルの長さやアンプの置き方など、大きな会場で演奏する際のポイントをはじめ、モニタースピーカーの役割や音響担当(PAさん)とのやりとりのコツなど、具体例を交えながら、実践的に学びました。
協力:ビジュアルアーツ専門学校