レポート

講習会/演奏会

軽音学ぶセミナー【京都府】7校/約140名が参加

2023年11月19日(日) 会場:大谷高等学校

【参加校】京都府立嵯峨野高等学校/京都府立莵道高等学校/京都府立洛西高等学校/京都府立清明高等学校/京都光華中学校・高等学校/京都女子高等学校/大谷高等学校

軽音楽部で活動する上での基礎知識やパートごとのレッスンに参加し、スキル向上のコツを学ぶことができる本セミナー。1年半ぶりの開催となる11月中旬、京都市内の高校を中心に7校/約140名が参加しました。

開会式を済ませると「部活動としての軽音楽部」に関する座学からスタート。当協会の三谷理事長が登壇し、軽音楽部の特長や部活動であることの利点、活動する上での心構えを解説しました。講義では、部活動は学校に認められた「教育の一環」としての取り組みであること。「目標に向かって努力し、結果を分かち合う」という部活動に取り組む姿勢や練習の成果を発揮する演奏会やコンテストに挑戦すること。軽音楽部の活動で得られるスキル(コミュニケーション、チークワーク、クリエイティビティ、エンターテイメント)など、様々な視点から部活動の在り方を紹介しました。

▲ボーカル:課題曲を用いたボイス・トレーニングに挑戦 ▲ベース:チューニング時に気をつけておきたい点を解説

午後はパートごとのレッスンです。ボーカルは発声練習や自宅でできるボイス・トレーニングを、ギターやベースはチューニングのコツやアンプの使い方を学びました。ドラムは普段からできる基礎トレーニングを、キーボードは音楽ジャンルにマッチしたサウンドメイクのコツを学び、参加者は自分の楽器で実践したり、メモを取るなど、真剣な眼差しで聴講しました。

▲ドラム:オリジナルのフィルインの作り方を学びました ▲キーボード:音抜けの良いサウンドメイクの仕方を実践

最後は、代表バンドによるアンサンブルのクリニックです。演奏後に各パートの講師が今後につながるアドバイスを伝授。他校の生徒も自分のことに置き換えて、話を聞きました。

▲代表バンドが演奏し、さらに良くなるためのコツを伝授

参加した生徒は「今日は学ぶことが多くて、刺激的な1日でした。私はボーカルのレッスンを受けたのですが、普段から実践できるような基礎トレーニングを教わったので、やってみよう!と思いました」「基礎的な部分を一から見直すことができて良かったです。バンドを組む上での大切なことも教わりました」「バンドクリニックでは他校の演奏を聴くことができ、講評を自分たちのバンドに置き換えて聞きました」といった感想を口々にしていました。

▲記念撮影をし、閉会。お疲れさまでした!(Aグループ) ▲記念撮影をし、閉会。お疲れさまでした!(Bグループ)

協力:大阪音楽大学

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