レポート

講習会/演奏会

「第37回 軽音合同演奏会」東京都と神奈川県より7校/13バンド/約70名が参加

2023年11月12日(日)昭和音楽大学

【参加校】東京都立篠崎高等学校/桜美林高等学校/武蔵野大学千代田高等学院/杉並区立荻窪中学校/神奈川県立茅ケ崎高等学校/中央大学附属横浜高等学校/サレジオ学院高等学校

初日(11日)に引き続き、昭和音楽大学にて「軽音合同演奏会」を開催。2日目の12日は、東京都と神奈川県より7校/13バンド/約70名が参加しました。

この日も開会前に「サウンドチェックのポイント講座」を実施。「外音」と「中音」の違いをはじめ、中音はドラムを基準に音量のバランスを取ること、マイクの正しい持ち方やスタンドの立て方、音響さんとのコミュニケーションの取り方など、演奏会はもちろん、今後の部活動やステージで演奏する際に生かせる項目を中心に解説しました。ミニ講義が終わると、いよいよ演奏会のスタートです。講師は昭和音楽大学 准教授の森 篤史先生とサウンドプロデュースコース講師の益田トッシュ先生、当協会の辻 副理事長が務め、各バンドがコピー曲やオリジナル曲を披露しました。

▲東京都と神奈川県より7校/13バンド/約70名が参加

演奏後には「素晴らしい演奏でした!個々のスキルが高いので、よくまとまっていました。音量バランスや音色を気にかけている時点で、音楽的に成長できているのだろうと思います。ギターが2人いて、さらにキーボードがいるバンドは各楽器のバランスが難しいでしょう。そこで、音数や楽器の数など、プラスするよりもマイナスすることを考えてみてください」「独特な声質が魅力的なボーカルですね。口の開け方などを研究して、口角を上げると、もっと通る声になると思うので、試してみてください。演奏面では音の長さをコントロールすることやベースが低音を支える意識を大切にしましょう。バンド全体でドラムのキックに合わせる練習を心がけてみてください。一体感がもっと生まれると思います」「全体がとても良いグルーヴを持っています。テンポが少し揺れるところもありますが、一体感がキープされていて、良いバンドだと思いました。ボーカルの声がとても良いので、今後はピッチのコントロールを課題にしてみてください。一人ひとりが動きも含めて、かっこ良かったです」などのポイントや良くなるためのアドバイスが伝えられ、演奏者はもちろん、見学している部員も参考にしました。

▲各バンドが演奏を披露し、休憩時に交流を深めました

▲閉会後に記念の集合写真を撮影。お疲れさまでした!

協力:昭和音楽大学

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