2023年10月7日(土)専門学校名古屋ビジュアルアーツ
【参加校】愛知県立旭丘高等学校/愛知県立昭和高等学校/名古屋市立緑高等学校/名古屋市立工業高等学校/愛知産業大学工業高等学校
開会式を済ませると、「オリジナル曲の作り方」に関する座学からスタート。あらかじめ決めておいたコードの進行パターンに沿って、キーボード→ドラム→ベース→ギターの順に講師が肉付けをしていき、楽曲をアレンジ。みるみるうちに楽曲が出来上がっていく様子を体験しました。生徒からは「コードの進行パターンや曲の作り方がわからなかったけれど、先生方の実演を通して学ぶことができたので、とても勉強になった」「オリジナル曲の作り方を感覚的に掴むことができたのと、作る楽しさも感じることができた」といった感想が聞こえたほか、先ほどと同様のコード進行でも、ゆっくりなテンポにしてみたり、リズムパターンをロック調にしてみたり、ジャズやラテン風にしてみるなど、アイデア次第で様々な曲調に変化できる紹介もあり、この後の実践時間の参考にしました。
休憩を挟んで、いよいよ実践タイムです。参加校ごとにミーティング場所やスタジオの利用時間を割り振る形で、オリジナル曲の制作に挑戦。メンバーでミーティングをしたり、自分のギターやキーボードでコード進行を考えてみたり、コードを理解している生徒が骨子となる進行パターンをピアノアプリで提案するなど、それぞれがクリエイティブな時間を過ごしました。講師陣もスタジオやロビーで取り組んでいる各校の生徒に「進み具合はどう?」「行き詰まっているところはない?」と様子を見て回ったほか、形になりつつあるワンコーラスを講師に聴いてもらいながらアドバイスを受けるバンドもありました。
2時間の実践時間が終わると、いよいよ成果発表会です。各校の代表バンドが出来上がったオリジナル曲を演奏し、成果を披露。生徒からも「コードの進行パターンを組み立てたら、あとはメンバーと話し合って、実践していけば良いということがわかった」「メロディの作り方や制作工程を学ぶことができ、曲作りに挑戦する良いキッカケになった」といった感想を口々にするなど、ハードルが高いと感じてしまいがちな「オリジナル曲づくり」への一歩を踏み出すことができました。
協力:専門学校名古屋ビジュアルアーツ