2023年9月30日(土)専門学校東京ビジュアルアーツ
【参加校】上野学園高等学校/杉並区立荻窪中学校/千葉県立佐倉東高等学校/和洋国府台女子高等学校/茂原北陵高等学校/埼玉県立越谷西高等学校/群馬県立沼田高等学校
文化祭シーズンも終盤に差し掛かり、3年生が部を引退し、1・2年生中心の活動に移行し始める9月下旬。首都圏の軽音楽部を対象にした「軽音合同演奏会」を専門学校東京ビジュアルアーツ/メディアホールで開催。今回も「午前の部」と「午後の部」の入替制で行い、東京都、千葉県、埼玉県、群馬県より7校/12バンド/約60名が参加しました。
当協会が主催する合同演奏会は「軽音楽部の練習試合」という位置づけで開催しています。演奏者はもちろんのこと、観覧者にも演奏する楽しさや活動する上での刺激を感じてもらうべく、3つの目的を提示。1つ目は、軽音楽系部活動に所属する生徒に発表の場を与え、他校の演奏を観覧する機会を提供すること。2つ目は、演奏後に講師によるアドバイスや講評を受けることで、今後の練習の参考にすること。3つ目は、合同演奏会を通じて参加校の生徒や顧問間の交流を図り、切磋琢磨する機会を提供することです。
また、今回は演奏会の前に「モニターチェックのポイント講座」を実施。マイクの構造と正しい持ち方、「外音」と「中音」の違い、モニタースピーカーの役割などを解説したほか、モニタースピーカーにボーカルの声を大きく返した際の聴こえ方やドラムの3点(キック、スネア、ハイハット)を強調する前後の違いなど、モニタースピーカーは自身が演奏しやすい環境を作るためのものであることを学びました。
音響のミニ講座が終わると、いよいよ合同演奏会のスタートです。講師は専門学校東京ビジュアルアーツの木村真己先生とウエノレイ先生、そして、当協会の三谷理事長が務め、各バンドがコピー曲やオリジナル曲を披露。演奏後には良かった点をはじめ、さらに良くなるためのアドバイスや提案が伝えられ、各バンドが参考にしました。また、休憩中や閉会後は参加者同士で話をしたり、情報交換をするなどの積極的な交流が見られ、和気あいあいとした雰囲気の中、閉会しました。軽音合同演奏会は今後も定期的に開催しますので、またぜひ参加してください!
協力:専門学校東京ビジュアルアーツ