レポート

講習会/演奏会

【兵庫県】4年ぶりに軽音学ぶセミナーを開催。県内より11校/約140名が参加

2022年8月21日(日)兵庫県立武庫荘総合高等学校

【参加校】兵庫県立武庫荘総合高等学校・兵庫県立尼崎高等学校・兵庫県立伊丹高等学校・兵庫県立小野高等学校・兵庫県立兵庫高等学校・兵庫県立舞子高等学校・兵庫県立三木高等学校・神戸野田高等学校・神戸龍谷高等学校・須磨学園高等学校・園田学園高等学校

【協 力】高等学校軽音楽部連盟兵庫・大阪音楽大学

開催の見送りが続いていた技術講習会「軽音学ぶセミナー」ですが、万全の対策を実施し、4年ぶりに兵庫県で開催。県内から11校/約140名が参加しました。  まずは「部活動としての軽音楽部」に関する座学からスタート。当協会の三谷理事長が登壇し、軽音楽部の特長や部活動であることの利点、活動する上での心構えをお話ししました。  午後はパートごとのレッスンです。ボーカルは発声練習や自宅でできるボイス・トレーニングを、ギターやベースはチューニングのコツや運指練習、ベースは指弾きとピック弾きの使い分けを学びました。ドラムはスティック・コントロールを中心に普段からできる基礎トレーニングを、キーボードは音楽ジャンルにマッチしたサウンドメイクのコツを学び、参加者は自分の楽器で実践したり、メモを取るなど、真剣な眼差しで聴講しました。  最後は、代表バンドによるアンサンブルのクリニックです。演奏後に各パートの講師が今後につながるアドバイスを伝授。他校の生徒も自分に置き換えて、話を聞きました。

▲「部活動としての軽音楽部」と題して、軽音楽部ならではの特長や得られるもの、心構えなどについてお話ししました

▲ボーカル:課題と目標を紙に書き出して、自己分析を実施 ▲ギター:指板の図を用いて、音階の基礎や運指練習に挑戦
▲ベース:正しい構え方と指弾きとピック弾きのコツを伝授 ▲ドラム:メトロノームを使用した裏拍の基礎トレーニング
▲キーボード:ジャンルに適したサウンドメイクについて ▲代表バンドが演奏し、今後につながる講評を伝えました

参加された皆さんから一言

「コロナ禍で1年生の時は他校との交流がまったくなかったのですが、2年生になり、初めて他校の演奏を聴いたり、一緒に講習会に参加することができて、大きな刺激になりました」「講義後に先生に質問をしに行ったのですが、悩んでいることに対するアドバイスをいただけたので、嬉しかったです」(兵庫県立尼崎高等学校) 「演奏する際は1つの音にしか集中していなかったのですが、周りの音をよく聴いたり、バンドで合わせた時にどのように聴こえるのかを知ることができたので、すごく参考になりました」「基礎的な部分を一から見直すことができて良かったです。バンドを組む上での大切なこともたくさん教わりました」(兵庫県立舞子高等学校)
「普段の部活動では学べないようなことや貴重なお話が聞けて、とても勉強になりました」「コロナ禍で今日のような講習会に参加したり、他校の人たちと交流するのは初めてだったのですが、どの講師の先生も『基礎が大事』と話していました。今日学んだことをしっかりと生かして、これからも頑張りたいです」(須磨学園高等学校) 「今日は、とても良い経験になりました。来れなかった部員にも共有したいと思います。先生に質問をしたところ、優しく教えてくださったのと、質問をしたこと+αのアドバイスをいただけたので、嬉しかったです」「普段、見落としがちな基礎の部分をしっかりと教えてくださったので、とても良かったです」(兵庫県立兵庫高等学校)
「初めて教わることも、既に知っていることも今日は深く学ぶことができて、タメになる内容ばかりだったので、参加して良かったです」「他校のオリジナル曲に感銘を受けたほか、講師の先生のアドバイスを自分のことに置き換えて聞いていたので、とても勉強になりました。早速、実践しようと思います」(兵庫県立小野高等学校) 「『部活動としての軽音楽部』の座学が参考になりました。どれも当たり前のことなのですが、再確認することができたし、軽音楽部での活動が社会に出てから必要になるスキルを磨ける点が印象に残りました」「他校の演奏に刺激を受けたほか、演奏技術や音色作りなど、参考になることばかりでした」(兵庫県立武庫荘総合高等学校)
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