第6回 愛知県高等学校軽音楽大会 レポート

「部活動として軽音楽活動に励んでいる生徒の目標となる大会」を目指して、2017年にスタートした本大会も今回で6回目の開催です。前回から会場を名古屋文理大学文化フォーラムに移し、県内の18校/23バンドがステージで演奏を披露。前回以上に各校の演奏技術やマナーが向上しているのを感じる大会となりました。


開演に先立ち、主催である当協会の三谷理事長が登壇。「今日は今までと大きく異なるところがあります。それはドラムセットの横に電子ドラムがある点です。電子ドラムは大きな音を外に出すことなく、音量の調節が自由にできるドラムです。また、ギターやベースのアンプも大きなキャビネットを搭載したモデルではなく、普段の練習で使っているようなコンボ・タイプを用意しました。これには理由があり、「部室や視聴覚室で使用している機材や練習環境と同じでないと、まずいのではないか。大きくて、高価なアンプを使用するのではなく、いつも使っているような機材で、普段通りに大会に臨めるように用意しました」と述べました。また、「軽音楽部というのは、とてもバランスの取れた部活動だと思います。メンバーとコミュニケーションが取れて、楽器の演奏を通して、1つの目標に向かうチームワークを育むことができ、無から有を生むクリエイティビティーも磨くことができます。音楽は優劣をつけるのが難しい部分もありますが、今日の大会は普段の練習の成果を試す場です。どのバンドの演奏にも耳を傾け、たくさん吸収して欲しいと思います」とエールを送りました。

審査員の紹介が済むと、早速、1バンド目の演奏からスタート。演奏を終えると、審査員から講評が伝えられました。演奏後、すぐに講評を聞けるのは本大会の特徴の1つです。「緊張したと思いますが、堂々とした演奏でした。今後、考えて欲しいのは、大会とはいえ、観客を前にした『ライブ』なので、人に見せる練習です。録画をしたり、鏡を見るなどして、研究してみてください」「演奏の縦のラインを揃えたり、強弱をつける練習を積んできた様子はヒシヒシと伝わったので、それを体や表情でも表現できるようになると、もっと良くなると思います」といったアドバイスがありました。

結果発表の前には「前回、前々回と言っていることがあり、それはチューニングに関する話でした。そんな中、今回はチューニングの悪さを感じることもなく、アンサンブルとしてのまとまりが強く感じられる大会でした。出場校の演奏技術が向上しているのを実感し、とても嬉しく思います」「今後はステージ・パフォーマンスを向上できると、さらに伸びると思います。部室や視聴覚室での練習がメインだと思いますが、今後はホールの広いステージを使った演奏にも慣れていきましょう」といった大会全体の総評があり、各賞の発表と表彰が行われました。

写真はグランプリを受賞した愛知県立岩倉総合高等学校のDearです

今年も稲沢市にある名古屋文理大学文化フォーラムで開催

入賞バンドには表彰状やトロフィーなどが授与されました

閉会式終了後、大会の出場者全員で記念写真を撮りました

出演バンド・出場校

LARIMER/愛知県立旭野高等学校
みたらしあずきちゃん/東海学園高等学校 奨励賞
バンドD/名古屋市立名東高等学校
はぎぃ/中部大学春日丘高等学校
Temporary/名古屋国際中学校・高等学校
バンドA/名古屋市立名東高等学校 奨励賞
RinKaren/愛知県立明和高等学校
Dear/愛知県立岩倉総合高等学校 グランプリ
Revolution/菊武ビジネス専門学校(高等課程)
kernels/杜若高等学校
いろは/名古屋経済大学市邨高等学校 準グランプリ
緑高校Eバンド/名古屋市立緑高等学校
HoLLy/愛知県立半田高等学校
Never End Studio/菊華高等学校
Viele Farbe/ルネサンス豊田高等学校
From/愛知県立岩倉総合高等学校
IN-MOON/杜若高等学校 第3位
AZ/愛知芸術高等専修学校 奨励賞
Look Me/愛知県立明和高等学校
milli/愛知県立松蔭高等学校
緑高校Aバンド/名古屋市立緑高等学校
爆発テンポ/愛知県立瀬戸窯業高等学校 稲沢市長賞
Zodiac/至学館高等学校

ベスト・プレイヤー賞

ボーカル:大島早也香さん/愛知県立岩倉総合高等学校
ギター:佐波寛大くん/愛知県立岩倉総合高等学校
ベース:金澤岬樹くん/愛知県立岩倉総合高等学校
ドラム:上石凌大くん/名古屋経済大学市邨高等学校
キーボード:杉浦丈也くん/菊武ビジネス専門学校(高等課程)

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