第1回 高等学校軽音楽コンテスト 中部大会 レポート

「東海地方をはじめ、北陸地方や中部地方の高校軽音楽部の目標となる大会を作る」という理念のもと、記念すべき第1回目となる中部大会が7月31日に開催されました。今年度は愛知県、静岡県、三重県、岐阜県、石川県、富山県、山梨県の7つの県から22校が出場し、入賞を目指して日頃の練習の成果を存分に発揮しました。


定刻になり、開会式がスタート。主催である当協会の三谷理事長の開会の挨拶に続き、来賓として文化庁の坪田知広参事官(芸術文化担当)が登壇。「令和という新しい時代の最初の年に、高等学校軽音楽コンテストの中部大会が開催されるというのは本当に素晴らしいことだと思います。今日は7県/22校の生徒の皆さんが参加されると聞いています。さて、文化庁では全国高等学校総合文化祭を毎年、夏に開催しています。今年は佐賀県で全国大会が行われており、熱いイベントが繰り広げられています。そんな中、軽音楽部門は開催される年があったり、なかったり…という状況です。ぜひ軽音楽の全国専門部が早期に立ち上がり、軽音楽部門が毎年設けられ、全国からそれを目指して、熱戦が繰り広げられることを期待しています」と述べられました。

審査員の紹介と諸注意が伝達されると、早速、1バンド目の演奏からスタート。演奏後には審査員から講評が伝えられ、「イントロから全員の気持ちが入り込む様子が最後まで続いていたのが、とても良かったです。演奏面で言うと、その気持ちと同じくらいに技術的にもベクトルを合わせられると、さらに観客に届く演奏になると思います。具体的には、1拍半の『ジャーン、ジャーン』というキメにあたる部分でも体全体を使い、メンバー全員でタイミングを合わせるようにしましょう。今はフニャッという感じで流れてしまっているので、今後は体を使いながら演奏できると、もっと良くなると思います」「跳ねる感じや、ゆったりとした部分のメリハリも良く、リズムに一体感が出ていました。欲を言うと、もう少し歌詞にある心情や曲調も演奏から汲み取れると良かったと思います。優しく弾きたいがために弱く弾いていたのだと思いますが、くれぐれも芯がない、緩い感じにならないように気をつけてください」といったアドバイスが伝えられました。

結果発表に先立ち、審査員長の辻先生から「初めての中部大会の開催ということで、県外のバンドの演奏をたくさん聴くことができ、刺激になったと思います。審査に関して言うと、練習への取り組み方を仕分けするようにしましょう。今からやる練習は『個人練習』なのか、『バンド練習』なのか、『ライブ練習』なのか、という点をしっかりと意識し、取り組めているバンドが入賞できるので、目的意識を持って練習に励んで欲しいと思います」という総評があり、入賞したバンドには表彰状やトロフィーが授与されました。

閉会式が終わると、出場した全員で記念写真を撮りました

受賞したバンドには表彰状やトロフィーが授与されました

来賓として文化庁の坪田知広参事官(芸術文化担当)が登壇

写真はグランプリを受賞した名古屋経済大学市邨高等学校のいろはです

出演バンド・出場校

緑高校Dバンド/名古屋市立緑高等学校
RinKaren/愛知県立明和高等学校
Tension Tension/クラーク記念国際高等学校
Viele Farbe/ルネサンス豊田高等学校
Strawberry Crunch/浜松学芸中学校・高等学校
やぎぱん/北陸学院高等学校
猪レギチョモラン魔/沼津中央高等学校 奨励賞
unknown/石川工業高等専門学校
sea side/富山県立富山工業高等学校
段差のダンサー/山梨県立甲府第一高等学校
オリソン/三重県立津西高等学校
バンドA/名古屋市立緑高等学校
豚汁’s/星城高等学校
Mishmash/岐阜県立斐太高等学校
Qulione/高岡第一高等学校 奨励賞
Zodiac/至学館高等学校
Azalea/清水国際高等学校 稲沢市長賞
-EScaPe-/加藤学園高等学校 奨励賞
となりがトトロ/杜若高等学校
いろは/名古屋経済大学市邨高等学校 グランプリ
Dear/愛知県立岩倉総合高等学校 準グランプリ
瑰意琦行/三重県立白子高等学校 第3位

ベスト・プレイヤー賞

ボーカル:保科歩美さん/沼津中央高等学校
ギター:有坂 卓くん/岐阜県立斐太高等学校
ベース:遠藤 響くん/加藤学園高等学校
ドラム:水元麻貴さん/北陸学院高等学校
キーボード:望月謙吾くん/清水国際高等学校

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