全国学校軽音楽部協会設立1周年記念 高等学校軽音楽部 顧問集会 「軽音楽部 2.0」~これからの軽音楽部を考える~

平成から令和へと元号が変わり、2ヶ月。梅雨ど真ん中の6月30日、東京は渋谷区の会議室「道玄坂フォーラム8」において、特定非営利活動法人全国学校軽音楽部協会の設立1周年を記念し、高等学校軽音楽部顧問集会を開催いたしました。はっきりしない天候の中、全国から大勢の方にお集まりいただき、厚く御礼申し上げます。当日は高校軽音楽部の現在から未来を考える有意義な1日となりました。

当協会は神奈川県横浜市に特定非営利活動法人の申請をし、2018年6月に承認されました。私たちは高等学校の軽音楽部という部活動の現場において、学校、生徒、顧問の皆さんへのサポートを目的として設立しました。指導方法や楽器・機材に関して悩まれている先生方、技術やアンサンブル、音楽理論などのクリニックやアドバイスを望んでいる生徒たちに適切な支援をすること、そして、軽音楽部が全国の高等学校に設置され、世間からのイメージを払拭することなどが目的です。それは、軽音楽部こそ、これからの日本社会が求める人材を育成できる部活動だと考えているからです。

そんな想いで私たちはこの1年間、活動を続けてまいりました。その中には、先生方や自治体と一緒になって立ち上げたプロジェクトや今後、計画しているイベントなどもあります。また、全国の学校を回ってきた私たちだからこそ気づき、音楽業界に長年携わってきたからこそ提案できることもあるのではないかと感じています。まだまだ一年坊主の新人ですが、皆さんと共に軽音楽部という部活動を大きく羽ばたかせていきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

当日は当協会の理事長・三谷、副理事長・辻も含め、14名の先生方が登壇し、講演していただきました(名古屋ビジュアルアーツの大野先生はビデオでの講演)。ご参加いただいた全国の高等学校軽音楽連盟、及び高等学校文化連盟軽音楽専門部からは現状と今後の展望のご報告があり、大会やクリニックなどでもご協力いただき、共に軽音楽部の外部指導員育成に携わっていただいている、国際新堀芸術学院や名古屋ビジュアルアーツの両専門学校からも今後の軽音楽部へのサポート体制などのお話がありました。そして、ゲスト講演者として、学習院大学教授であり、日本部活動学会の会長でもある長沼 豊先生にお越しいただき、今後の部活動の方向性についてお話しいただきました。

閉会式後は、お時間の許される方々と懇親会を開催し、音楽談義から軽音楽部の未来について、大いに親睦させていただきました。当協会も2年目に向け、「2.0」へアップデートする良い機会となりました。

一度目の休憩後、かねてより当協会が推奨している「サイレント・スタジオ」の実演を、プロ・ミュージシャンをお呼びして行いました。場所はなんと、集会が行われている会議室。隣の部屋から苦情がくることもなく、サイレント(静か)にバンド演奏ができることを証明しました。ミュージシャンの皆さんには、朝からセッティングとリハーサルを行っていただいたのですが、その静かさと練習しやすい環境にとても感心されていました。終了後には、「この練習の仕方は生徒にとって有意義だと感じました。新しい価値観を体験できました」との言葉をいただきました。

参加された先生方や関係者の皆さんも、静かさだけではなく、省スペースや新しい練習メニューの提示に興味を示していただけました。中には、電子ドラムやアンプを鳴らさないバンドに違和感をお持ちの方もいらっしゃいましたが、実際に体験し、そのポテンシャルに納得されていたようです。

Vocal&Keyboard 智恵莉、Guitar 礒 玲仁、Bass 遠藤優樹、Drums 松岡 健

 

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