ベースアンプはライン出力する方がよいのですか?

このコーナーでは、バンドのアンサンブルをはじめ、ボーカルやギター、ベース、ドラムなど、デジレコ・バンド・クリニックの講義の中で高校生の軽音楽部員から質問されることが多い「疑問」を取り上げ、誌面上で解説していきます。ぜひ参考にして、これからの練習に役立ててください。(2016/2/DiGiRECO.JR VOL.10 掲載) 協力:専門学校ESPミュージカルアカデミー

Q:ベースアンプはライン出力する方がよいのですか?

A:ミュージシャン科講師 帆保博康先生

バンドでライブをする場合のベースアンプの出力の仕方は会場の大きさにより変わってきます。

1. 小さな会場、またはストリートで演奏する場合

ベースアンプで鳴らす音の生音をそのまま観客に届ける形になります。生音のドラムやギターアンプとバランスを取り、歌だけPAシステムで増幅するのでそれ程大きい音量は必要としないのでアンプだけで充分です。練習スタジオで演奏するときと一緒ですね!

2. 大きい会場で演奏する場合

ドラムにマイクを立て、ギターアンプの音もマイクで拾うような会場の場合は、ベースもライン出力が必要になります。ベースの場合はアンプの音をマイクで拾うより、ベース本体からきたケーブルから直接PAシステムに送るライン出力のほうが一般的です。ライブハウスやホールなどで演奏するときは、ベースアンプの上に小さな箱があるのを見たことはありませんか?先にベースからのケーブルをINPUTしてからアンプにもう1度送っているDIRECT BOX=DIという箱です。実はここで信号を2つに分けアンプとPAに直接(DIRECTに)送るシステムなのです。ここで送ったベース本体の音をPAで増幅して観客に届けるのです。したがってDIにつなぐ前の音、ベース本体から足元のエフェクトボード等を通過した信号がPAに送られることになります。演奏者が実際アンプで作った音色とは異なる場合もあるので、アンプの音色を送りたい場合はマイクで拾った音を主にするか、アンプ本体のライン出力を使用することになります。

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