やりたい曲の意見が合わないのですが、どういう風にして決めればよいですか

このコーナーでは、バンドのアンサンブルをはじめ、ボーカルやギター、ベース、ドラムなど、デジレコ・バンド・クリニックの講義の中で高校生の軽音楽部員から質問されることが多い「疑問」を取り上げ、誌面上で解説していきます。ぜひ参考にして、これからの練習に役立ててください。(2015/12/DiGiRECO.JR VOL.9 掲載) 協力:専門学校ESPミュージカルアカデミー

Q:やりたい曲の意見が合わないのですが、どういう風にして決めればよいですか

A:ミュージシャン科講師 飯田直人先生

4人、5人と人が集まれば意見が食い違うことも当然あるでしょう。そんな時に、どう考えて進めなければならないのか…。

まずは、全員が意見を出し切ること

発言をして通らずに我慢する形と、発言すらさせてもらえないのではかなり違います。演奏する時に、メンバーが欠けるとバンドが成立しないのと同じで、バンドの決め事も全員の意見を落とし込んで話し合う、これが重要です。自分の意見を通したい気持ちをグッと堪えて、メンバーの話に耳を傾けてみましょう。後味の悪い人を作らないために大切なことです。

バンドの方向性

曲を決める時、メンバーそれぞれが思う楽曲に対しての良し悪しで考え勝ちですよね。それは危険! 意見が割れるに決まってます。直接的に楽曲に対することよりも、自分のバンドがその楽曲をやることによって、どう見られたいか。盛り上げるライブなのか、感動させるライブなのか。はたまた躍らせたいのか。ライブでやったら、どういう絵になるかをイメージして、見てる側をどうさせたいか話し合ってみたら良いでしょう。

現状のレベルを踏まえて考える

カッコ良いところを見せなくちゃ…そう思うと、つい背伸びしてしまいがち。ただ、ライブの本番は背伸びをするどころか、練習の時よりも思うように弾けなくなってしまうことが普通です。難しい曲にチャレンジすることも大切ですが、ライブで演奏する楽曲を選ぶ場合は、自分たちのレベルを把握し、練習の段階でクオリティーの高い演奏ができるものにした方が良いでしょう。  最後に一言。演奏している方が楽しんでいなければ、見ている方が楽しくなるわけがありません。楽曲決めでギクシャクしちゃって、そのままステージへ上がるなんてことになれば、見ているお客さんを楽しませることはできないでしょう。しっかり話し合って、メンバー全員が楽しめるライブになるように心がけましょう。

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