ツイン・ペダルを早く正確に踏む練習方法を教えてください

このコーナーでは、バンドのアンサンブルをはじめ、ボーカルやギター、ベース、ドラムなど、デジレコ・バンド・クリニックの講義の中で高校生の軽音楽部員から質問されることが多い「疑問」を取り上げ、誌面上で解説していきます。ぜひ参考にして、これからの練習に役立ててください。(2015/9/DiGiRECO.JR VOL.8 掲載) 協力:専門学校ESPミュージカルアカデミー

Q:ツイン・ペダルを早く正確に踏む練習方法を教えてください

A:ミュージシャン科講師 滝沢光一先生

まず、「早く踏む」ことと「正確に踏む」ということを二つに分けて考えてみたいと思います。ツインペダル、又はツーバスを早く踏むために必要なことは足の使い方を見直すことだと思います。これはスティッキングの際にもまったく同じことが言えるので、スピードアップの基本的な考え方だと思って覚えておいてください。まず、ローテンポからミドルテンポ(BPM=160位まで)は比較的足全体を使って踏んでいきます。これより速いテンポからは足全体を使わずに膝より下を動かして、動かす場所を足の先の方へ移行させます。意識としては脛の筋肉を使って足首より先を動かし小さい動きでスピードに対応していきます。腕のスティッキングにおいてもテンポに応じてメインに使う部位が「肩→肘→手首→指」と移行していくように足の動きに関してもテンポに応じて同じように考えると分かりやすいと思います。

次に「正確に踏む」ということについてですが、これは残念ながら日々の鍛錬しかないのではないかと思っています。毎日15分でも良いのでツインペダルを踏むことを習慣にすることが、正確に踏むための近道だと思います。ただその時に同じ音符の連打だけではなく16分音符から3連符や3連符から6連符など色々な音符を踏むようにするとより実践的な練習になります。そして連打だけではなく様々な位置に休符を入れてリズミカルに踏めるようになるとリズムパターンやフィルインのバリエーションとして強力な武器となります。更にすべての練習を行う際にはメトロノーム使用してゆっくりなテンポから練習し始めて体の使う部位や音符の位置を意識して踏みはじめましょう。焦っていきなりテンポを上げず毎日コツコツと練習することが上達への近道です。

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