ローランドのJCのゲインを0から少し上げるとカチッとスイッチが入って音圧が上る

世の中には人から人へと伝え継がれている話がたくさんあります。それがウソかホントかわからない話だったりして、聞かされた方としてはとっても微妙な気分だったりします。でも、とりあえず信じてしまうのが不思議!しかも教えられた人も真偽のほどはよくわかっていないのですが、自分の知人にまた教えてしまう…。そうやってこのウンチクはネズミ講のように広がっていきます。こうなったらもう一昔前に流行った伝言ゲームと同じです。途中で聞きまちがいやその人なりのアレンジが入ったりして、いつ東京湾にゴジラが上陸してもおかしくない状況…(笑)。いわゆる都市伝説の類いですね(笑)。「友達から聞いたんだけど…」という、あいまいだけどリアルな話にちょっと専門的な知識が乗っかってものすごく「しっくりくる話」になる、というのがこのテの話の基本的な構造かもしれません。これらの中には「完全に事実から逸脱してしまったモノ」があるかと思えば「正解のモノ」もあり、「ある意味では正解」なんていう質の悪いモノまで多種多様。でも、結構おもしろかったりして憎めない…そんな話って皆さんのまわりにもたくさんありませんか。

そこでエレクトリック・ギターとその周辺機器に関する都市伝説の特集です。とは言え、この僕も伝説に踊らされているかもしれませんので、専門的な検証は株式会社インフィニティー・プロダクツの代表取締役、木庭啓惟氏にお願いしました。(文:近藤正義/WIRED)

(2008/5/ElectricGuitar VOL.19 掲載)

#27:ローランドのJCのゲインを0から少し上げるとカチッとスイッチが入って音圧が上る

表現は少し違いますがこれは正解です。ゲインではなくてディストーションというツマミです。

これはボリュームのツマミとは別に設置されており、回した途端にカチッと手応えがありディストーション回路がONになります。そして右へ回すにしたがって歪みが加えられます。ただ、スイッチが入るあたりだとほとんどまだ歪みは加わらないのですが、プリ・アンプが一つ加わったことで少しゲインが上がったように感じられるのでしょう。

この回路はアンプ背面につなぐフット・スイッチでもON/OFFが可能なので演奏中もう一押し音圧が欲しい時などに使うと結構イイ感じです。ただ、このディストーション自体にはそれほど執着してはいませんのでスイッチが入ったあたりでツマミを止めておくのがコツです。興味のある方は試してみて下さい。JCには結構、裏技的な使い方が他にもたくさんあり、これもその中の一つなのです。

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