京都人ですけど…何か?

今回は個人的な話をします。京都市内の伏見(ふしみ)という清酒で有名なところで生まれ、宇治茶と十円玉の裏面の平等院で有名な宇治市で子供時代を過ごしたとは言え、成人後のン十年は東京や横浜で生活しているボクには京都人のエキスは残っていないかもしれません。関西弁の方と話をすると自動的に関西弁になっているようですが、普段は京都人と見抜かれることはありません…笑。いろんなメディアで京都を宣伝してもらえるものですから、京都生まれのボク以上に京都や京都人のことを知っている人が少なくありません。

京都人は気位が高く、わかりにくい皮肉を言うし、京都人以外にはイケズだと思われているようですが、自分自身を振り返ると、確かにプライドは高いし、皮肉というか、ブラックジョークは多いし、意地悪な部分はあるように思います。みなさん、ごめんなさい…笑。ボク自身は、帰って欲しい時に「お茶漬けを勧めたり」「時計を褒めたり」…というステレオタイプなことをしたり、されたりした経験はありませんが、ストレートにものを言わない文化ではあるように思います。何かの拍子に関西弁がふと出た際、「あ、三谷さんは関西の方なんですか?」と聞かれると「京都なんです」と反射的に答えると思います。同じことは、長く住んでいる横浜にも言えます。「お住まいは神奈川県ですか?」と聞かれると「横浜です」と答えると思います。この性質、対応は「関西 vs 京都」「神奈川県 vs 横浜」「兵庫県 vs 神戸」などにも同じことが言えるのではないかと思います…笑。

生まれも育ちも京都ですので、ストレートにものを言わない柔らかい文化圏にどっぷりおりましたが、成人後の東京住まいのせいかどうかはともかく、その後は「オマエは欧米か?」と突っ込まれそうなくらいストレートにものを言ったり、合理的にものを考える性格になってしまいました。たしかに、いつも周囲に外国人の友人がいたことも影響しているのかもしれません。情緒的なことも理解しないとうまく回らないシーンにおいてさえ、論理的に、合理的にものごとを考えたり、発言するものですから、いろいろと要らぬ摩擦を生んだり、余計な衝突をしてきました。会社設立後、アメリカ人を正社員として雇っていた時期があるのですが、正直に言ってコミュニケーションはとても楽ちんでした。日本人相手だと仕事上での注意が個人的な感情にも波及することがありますが、欧米人はそれぞれを切り離して考えるので、仕事でどんなに激論を交わしていても、ランチでは談笑することができましたね。周囲の日本人は驚いていましたけどね。ああ、懐かしい…笑。(21/04/16)

三谷佳之:全国学校軽音楽部協会理事長/日本部活動学会理事/株式会社ミュージックネットワーク代表取締役/DiGiRECO編集長/@BLOODSABBATHギタリスト◉電子・電気楽器/DAW系機器の横好き/ヘヴィメタル好き

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