第15回 桐蔭学園中学校高等学校女子部 軽音楽部

第15回目となる今回は、東急田園都市線青葉台駅や市が尾駅からバスで10分のところに位置する、桐蔭学園中学校高等学校女子部さんです。今年で創立50周年を誇る同校は、中学1年〜高校2年までは男子部と女子部に分かれており、高校3年で男子部と女子部が合わさって、志望するコース別に授業を受ける「男女併学」を採用しています。早速、顧問の福永先生に伺いました。(2014/6/DiGiRECO.JR VOL.3 掲載)

ー 軽音楽部の歴史について

福永:残念ながら、軽音楽部の歴史については正確にはわかりません。私が当校に赴任したのが22年前なのですが、その時から軽音楽部はあったので、恐らく、25年以上は活動していると思います。当校は学校の中で異動があるのですが、私は22年前に軽音楽部の顧問になり、男子部に異動して、4年前から再び軽音楽部の顧問を担当しています。  3年前に神奈川県の軽音楽連盟に加盟をして、技術講習会やコンテストなどに少しずつ参加するようになったので、そういった外部での活動も行い始めたのは、ここ3年〜4年くらいの間のことです。これまでは年に3回〜4回ほど行う学内ライブが発表の場でした。

ー 現在の部員数/バンド数は

福永:中学生と高校生を合わせると49名です。バンド数はこの春に入学した1年生バンドも含めると、13バンドあります。

ー コンテストなどの受賞歴は

福永:これまでにコンテストなどで賞を獲得したことはありません。残念ながら、大会は2年前も3年前も予選落ちしてしまったので、今後の活躍に期待したいと考えています。

ー 練習場所や普段の活動について

福永:練習場所として家庭科準備室という部屋を22年前からずっと使わせてもらっています。防音されていない、6帖くらいの部屋です。そこで部員たちがスケジュールを組んで練習しています。

今のバンド数が13なので、1つのバンドの練習ペースは1週間〜10日に1回くらいです。学校が終わるのは大体15時半くらいで、下校時間は18時です。それまでの間を使って、1日に2バンドが練習をしており、土曜日は3バンドに増やすこともあります。

ー 先生は何か練習の指導をされるのですか

福永:基本は部員たちに任せているので、特に何もしていません。ですので、今回のDiGiRECO BAND CLINICのように講師の先生方に直接指導していただく機会というのは、彼女たちにとって新鮮だったと思います。

ー 練習が入っていないバンドはパート練習などをしているのですか

福永:活動日は必ず全部員が集まって、アンプにつながなくても空弾きで練習している学校さんがあることは知っていますが、当校では合同でやっている練習やパート別の練習などはしていません。我々の時代もそうだったよね…という風に考えて、「自分たちで学びなさい」「好きなようにやりなさい」と部員たちに話しています。

ー では、そういったバンドのメンバーはどうしているのですか

福永:「練習が入っていないバンドは、それぞれでやりなさい」ということで、帰宅して自宅で練習していることが多いです。また、当部は部活動を掛け持ちしている生徒が少なくありません。これまでコーラス部と兼任したり、和太鼓部と兼任したり、文芸部と一緒に取り組んで、軽音楽部でも週に1回だけ練習をして…という部員がいました。

ー 兼部している部員さんがいたこともあるのですね

福永:そうなんです。割と掛け持ちがしやすい部活動ということで、生徒が集まってきた…という経緯がこれまでにはありました。ここのところは「バンドを一生懸命にやりたい!」という生徒が多いので、今日のクリニックでも目を輝かせながら先生方の話を聞いてる姿を見て、私自身も驚いてしまいました。

ー 軽音楽部のモットーやスローガン、先生の指導方針は

福永:まさに三谷編集長のお言葉だったわけですが、「音楽は一生楽しめるし、一生趣味にできるものだから、とにかく楽しんで、取り組みなさい」ということです。また、女子部ということで人間関係が難しい部分もあるのですが、そこもまた部活動が良い修行の場になっているのかな…という風に思っています。

ー その他に、御校の軽音楽部の特徴として挙げられることはありますか

福永:当校の部員たちはいつもあんな感じで明るくて、とても楽しそうにしています。大きな音を出して演奏して、ライブで披露する…というのにはストレス発散のような意味合いもあるのかもしれません。それから、学内ライブはあまり告知をしなくても、口コミなどで視聴覚室がたくさんのお客さんで埋まってしまうほどの人数が来てくれています。友達がギターを弾いたり、ドラムを叩いたりしている姿を見て、キャーキャーと言ってくれていて、演奏してる本人たちもその日だけはスター気分を味わえるので、とても気持ちが良いのではないでしょうか。

ー ライブはバンド活動の醍醐味ですよね

福永:私もそう思います。とはいえ、これまでは「楽しければ、それで良いんじゃない?」というスタンスだったのですが、今回のクリニックの様子を拝見したり、他校さんの様子を伺ってみて、「楽しいだけでは、いけないのかな…」という風に考え始めているところです。

ー 次の目標や目指しているものは

福永:目標ではないのですが、7月に初めて軽音楽部で合宿に行くことになっています。集団生活を楽しみつつ、演奏技術を向上させて、その成果を9月の学園祭で披露できるように…ということで計画をしています。

ー 顧問の先生から生徒に一言

福永:部員たちにとって、今日のDiGiECO BAND CLINICは本当に良い勉強になりました。これからも楽器の演奏を楽しみつつ、精進していってもらいたいと思っています。

関連記事

ページ上部へ戻る