第89回 土佐塾中学・高等学校 軽音楽部

第89回目のデジレコ・バンド・クリニックの実施校は土佐塾中学・高等学校です。中高一貫校である同校の設立は1986年と比較的新しく、ICT教育の推進に力を入れているとのこと。また、運動部・文化部を合わせて35の部や同好会があり、部活動も盛んに行われています。当日は近隣校である土佐中学・高等学校 軽音楽部も参加し、2校合同でクリニックを行いました。早速、軽音楽部の様子を顧問の前田文子先生に伺いました。

ー 軽音楽部の歴史を教えてください
前田:本校は今から32年前に創立しました。軽音楽部の歴史に関しては2期生を受け入れた年に「軽音楽同好会」としてスタートしました。その後、いつの時期かはわからないのですが、部に昇格し、現在は軽音楽部として活動しています。当時は活動しているのかもわからないくらい、軽音楽部の存在感は薄いものだったと聞いています。

ー 現在の部員数とバンド数を教えてください
前田:現在の部員数は中学生が17名、高校生が27名の合計44名です。バンドは掛け持ちもありますが、中学生が7バンド、高校生が5バンドで、合計12バンドが所属していますが、活動状況はバンドによってかなり差があります。

ー 男女比を教えてください
前田:本校の軽音楽部は男子が26名、女子が18名と、3:2の割合で男子が多いです。男女共に積極的に活動していますが、荷物運びや機材の設置などの力仕事では男子部員が活躍してくれることで、とても助かっています。

ー 新入部員の募集方法を教えてください
前田:以前は対面で全校生徒に壇上から呼びかけていましたが、現在は動画を取り入れています。本校はすべての生徒がiPadを使用していますので、生徒が閲覧できる本校のサイトの掲示板に2分間のプロモーション・ビデオを上げ、部活動の紹介をしています。また、4月には教室で新入生歓迎ライブを行っています。電子ドラムと小さなアンプを使っての演奏にはなりますが、実際に演奏を見てもらう機会も設けています。

ー 貴校らしいユニークな練習メニューはありますか
前田:「iPadを利用し、動画を見ながら学ぶ」という方法を採用しています。現在はYouTubeに様々な動画が投稿されていますので、参考にさせていただいています。楽譜を見て練習する場合でもわからない所を先輩に模範演奏してもらい、その様子を撮影した動画を見て練習することで、効率を上げるようにしています。また、「クラスルーム」というアプリを利用して部員のライブ映像を共有しており、自分の演奏はもちろん、先輩や後輩の動画をいつでも見ることができる環境が良い刺激になっているようです。

ー コンテストでの受賞歴を教えてください
前田:今年度は第17回 高知県高等学校軽音楽演奏会(軽音祭)において優秀賞を受賞しました。また、スクールズアウト2019の中四国大会決勝で優勝するなど、少しずつですが、努力が実を結んでいます。

ー 誌面を通して、部員にコメントをお願いします
前田:「中学・高校生の時代に部活動を一生懸命に頑張った!」と胸を張って言えるように積極的に活動して欲しいと思っています。自分たちの活動を支えてくれる人たちに感謝の気持ちを忘れないようにすること、そして、軽音楽部での活動を通して得た仲間を大切にし、今後の人生を豊かにして欲しいと願っています。

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