ロン毛&青髪が文化庁訪問…笑

ちょっと前のことになりますが、全国学校軽音楽部協会(以下、当協会)と神奈川県藤沢市にある音楽専門学校の国際新堀芸術学院で作成した「(軽音楽部)外部指導員ガイドライン」の案が完成したので、文化庁学校芸術教育室にお邪魔して、いろいろ意見交換をしてきました。文化庁と文科省は同じ敷地にあり、入館手続きは同じ受付で行うのですが、ちょっと変わった風体ロン毛、青髪に革ジャケットのボクを怪しい目で見ないでさらりと入館させるわけですから受付担当の指導がよくできています笑。

さて、文化庁が令和5年を目処に進めている「部活動の地域移行」を実際に意味のあるものにするには外部指導員の確保が不可欠だと思います。しかし、一方で予算の後ろ盾なしでは実現しないプランでもあると思います。いずれにしても、課外授業と言われる部活動の、軽音楽部では何を指導、教育するのかが整理されていなければ、単なる放課後の趣味の延長で終わり、課外授業にはならず、指導もなんもあったもんじゃない苦笑。実際、指導方法は顧問や指導員の数だけいくつもあるでしょうが、目指すべきもののベクトルを合わせておく必要があります。これまで、当協会では「軽音楽部の大会における統一審査基準」というガイドラインを作成し、愛知県高等学校軽音楽大会や当協会が主催する高等学校軽音楽コンテスト中部大会や近畿北陸大会で活用しています。他県でも、本ガイドラインを元にアレンジされた審査基準を運用されるところがあると聞いています。

ともあれ、部活動としての軽音楽部を運営するのであれば指導のガイドラインになる基準が必要であると思います。部活動の運営に当たる顧問の先生の誰もが楽器演奏ができたり、バンド経験があるとは限らないので、なんらかの指導指針が必要になると思います。本来、課外授業と言われるくらいですから、部活動としての軽音楽部は個人の演奏技術の向上や大会やコンテストでの優勝が主な目的ではないはずです。部活動を通して、仲間との「コミュニケーション」や「チームワーク」、そして軽音楽部ならではの「クリエイティビティー」を磨くことが大切だと思います。この3つは生徒指導の範疇であり、技術指導は本来は上級生が下級生に対して行えばよいはずです。そこを外部指導者に依頼することも考えられ、そのためのガイドラインの作成に及んだわけです。

と、軽音楽部のことを徒然と書いてみましたが、当協会には専門の講師や協力してくれる専門学校もありますので、軽音楽部でお悩みのことがあればなんでも相談していただければと思います。(21/03/19)

高層ビルが文科省とスポーツ庁、手前の低い建物が文化庁

三谷佳之:全国学校軽音楽部協会理事長/日本部活動学会理事/株式会社ミュージックネットワーク代表取締役/DiGiRECO編集長/@BLOODSABBATHギタリスト◉電子・電気楽器/DAW系機器の横好き/ヘヴィメタル好き

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